2009年05月07日

マタイ受難曲

5月5日のこどもの日、東京国際フォーラムで開催された
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン <熱狂の日>音楽祭」
の大トリ、
ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルの
「マタイ受難曲」に行ってきました。
ゴールデンウイーク中は暇だったのですが、LFJではバッハ・コレギウム・ジャパンの「ヨハネ」もあったものの、BCJは聴きに行っているのと、コルボの「マタイ」を生で聞いたことがなかったため、チケットを購入してしまいました。

当日は、1階席、満席でした。

で、左右のスクリーンには協賛企業であるブルボンのお菓子の写真が(爆)。ホワイエにも「ルマンド」やら「ホワイトロリータ」などの現物が展示してあったし(って何が?)。

で、歌詞対訳が300円で売られている。公演プログラムは紙一枚なので、買って損は無いのかもしれないが、会場では大きなスクリーンがあるものの、対訳は出てこなかったので、売るのならそのことをはっきり言って欲しかったですね。ましてや初心者OKの音楽祭ならなおさらです。

他の人のブログを見ると、「磯山訳」とのことでした。
「磯山訳」ならこの本を持っているから、ワタシはかまわないのですが・・・。
マタイ受難曲
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礒山 雅
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あと、確認しなかったのがいけなかったのですが、当日、磯山先生の「マタイ」に関するレクチャーがあったそうです。

本当はスコアでも持っていこうかと思いましたが、ダンナ同伴なため、↓の本を持参。
宗教音楽対訳集成
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(この本、本当にお買い得です。ミサ曲・レクイエムから「メサイア」「マタイ」「ヨハネ」「ドイツ・レクイエム」をカバーしますので。)

さて、コルボの「マタイ」ですが、ぎょっとさせられたことが2つ。

その1:インターミッションに入る際の切り方。
通常は、楽譜どおり「第一部」と「第二部」の間にインターミッションを入れたりしますが、第一部が終わって拍手があっても、すぐ次の曲に入るので「あれ??」と思いました。
ペトロの否認の場面の40番のコラール(旧バッハで48番)でインターミッションが入りました。
物語上はこの次で夜が明けるのでおかしくはありませんが、慣れていないのでびっくりしました。

その2:リュート。オケに見慣れない楽器がありました。おそらく「リュート」だと思われます。ポータブルオルガンはありましたがチェンバロはなかったと思いますので、通奏低音をリュートで演奏したのだと思います。
しかし。
57番(66番)、「来たれ、甘き十字架よ」でリュートの伴奏がついたのです。
通常は「ヴィオラ・ダ・ガンバ」かコントラバスの伴奏で十字架を背負わされるキレネ人シモンの重た〜い雰囲気が表されるのですが、リュートでこれをやると、なんか「まったり」した雰囲気になってしまいました。
なかなかこれも味がありますが、慣れていないとやっぱりびっくりです。
posted by とてくのん at 18:21| Comment(1) | TrackBack(1) | 音楽
この記事へのコメント
こんばんは。

はじめまして。
TBいただきありがとうございました。
あのマタイを聴いておられたのですね。
私は「初めての生マタイ」だったこともあって、大変大きな感銘を受けました。

「甘き十字架」の伴奏ですが、実演ではそれなりにリュートを使った演奏があるようです。
バッハの初稿はリュートだったようですし・・・。
私は聴きながら「琵琶」の雰囲気を感じて、とても興味深かったです。
同じリュート属のテオルボを使った演奏も、ぜひ聴いてみたいところです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by romani at 2009年05月08日 00:03
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Excerpt: 今年もラ・フォル・ジュルネへ行ってきました。 私が聴いたのは4日・5日の2日間、計10公演です。 音楽仲間の方たちと素晴らしい時間を共有させてもらった4日、普段なかなか聴く機会の少ない宗教曲をまとめて..
Weblog: ETUDE
Tracked: 2009-05-08 00:08