2010年07月10日

最近流行の「キリスト教ビジュアル入門書」について

「キリスト教をビジュアルで見せるよ」っていう本が、キリスト教関係ではない出版社からいろいろと出ている。
今までは「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化で便乗本が流行したような感じで、正統的なキリスト教なのかオカルトなのかわからないような本がたくさん出ていて、内部の人間からしたらむしろ有害なものばかりだと思っていたのですが、今年になってからこんな本が出たので。

『キリスト教とは何か。』(Pen別冊)
Pen (ペン) 2010年 5/15号 別冊 [雑誌]

阪急コミュニケーションズ
おすすめ度の平均: 4.5
4 西洋文化の源は、キリスト教
5 とても絵が美しい別冊!


月2回発行される「Pen」という雑誌は、主に男性向けではありますが、アートやデザイン関係に強いです。
それと、好評だった特集は「pen BOOKS」というシリーズで単行本化されるのですが、『神社とは何か? お寺とは何か? (pen BOOKS)』という本がすでに単行本化されるほど人気が出たのか、やはり「西洋美術の源流」であるところの「キリスト教」は取り上げる必要があったのでしょう。今回のキリスト教特集も当たり、「pen BOOKS」とは別でムック本化されました。

確かに、美術展に行って宗教画を見ても、その背景にある聖書の物語だったり、キリスト教の教義だったり、聖人の物語だったりを知らないと面白くはありません(それはギリシャ・ローマ神話ネタ絵画にも言えるのですが、Penさんは神話をまだ取り上げてないようで・・・)。それを考えると「アート」という面だけでキリスト教を取り上げるのは正解だと思います。

それと、印刷技術の発展。こんなに安くできたのかと関心しました。
今までのキリスト教ネタ本でも、キリスト教美術を取り上げることが多かったのですが、いかんせん印刷が(一部の高価な美術書とか美術展のカタログなんかを除けば)いまいちでした。
日本聖書協会の出した『アートバイブル』なんかは企画としてはよかったのですが、台湾で印刷したということもあるのか(原著も台湾)、印刷の質がいまいちで、続編の『アートバイブル2』を買う気力がうせてしまった記憶があります。

ただ、キリスト教が「アート」という側面ではすべてを理解することはできません。過去のものではなく、現代でもたくさんの信徒が存在する「宗教」であり、たくさんの問題を抱えているわけで、そこまで突っ込んでやることはこの本では物理的に不可能だと思います。そうなったら他の本でもあたっていただくほかないかと・・・。

とはいえ、キリスト教徒の葬儀に立ち会わなきゃいけなくなったときのマナーとかをさらっと触れたのはよかったと思います。

で、こんなのが流行したため、さっそく「2匹目のどじょう」狙いが出てきました。

キリスト教を知りたい。―聖地 教会 聖書 聖人』(Gakken Mook)

amazonで画像がないのですが、Penとそっくりの金色を多用した表紙。タイトルもそっくりです。監修者が月本昭男さんということで(うゎぁ懐かしい・・・アッシリアといえばこの人だ)、考古学的な観点も期待してはいましたが・・・やはりPenの2番煎じでした。
ただ、Penがどちらかというと西方教会(カトリックとプロテスタント)しか取り上げていなかったのに対し、こちらは正教会やコプト教会なんかも取り上げていたので、それはそれでよいと思います。

でも・・・

両者に欠けているのは「キリスト教会ではどんな儀式や礼拝が行われているのか」という記述。立派な教会堂や儀式の一部を写真で載せたとしても、実際にどういうことがどういう流れで行われているのかが一番キリスト教徒でない人は知りたいのだと思います。もちろん、キリスト教徒であっても他の教派で何がなされているのかを知りたいと思うでしょう。キリスト教は秘密結社ではありません。公開できるものはどんどん公開したほうが良いと思っています。
posted by とてくのん at 13:08| Comment(4) | TrackBack(0) | キリスト教
この記事へのコメント
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