2011年04月10日

改めて「日本赤十字社」を考えてみる

teotsunagou.jpg

さまざまなキャラクターが手をつなぐ、「てをつなごう だいさくせん」
これとタイトルがどう結びつくかですが、リンク先の下のほうに、日本赤十字社への義援金のリンクと、各国の赤十字社(マレーシアは「赤新月社(Red Crecent)」です)への義援金リンクが貼ってあります。

さて、何が言いたいのか。
前のエントリで、ワタシが日赤医療センターに入院している、ということを公表してしまったわけですが、
ワタシのドイツにいる友人に、「Rotes Kreuzの Krankenhausにいる」とか、「Red Cross Hospitalにいる」と言ったら、多分「あなたは被災したのか」という答えが返ってくるでしょう(関係ないのですが、立川に国立病院機構災害医療センターというのがあります。これも英訳するとNational Disaster Medical Centerになってしまうので、もしここに今入院していたとしたら、やっぱり被災したと思われてもおかしくありません)。
確かに、上のリンクから数カ国の赤十字社や赤新月社へ行ってみると、主に募金活動と救護活動と救急法講習、あとは血液事業と青少年赤十字の活動ぐらいしかなく、病院を運営しているのは殆ど見かけません。
平時の時に病院を運営し、それが全国規模にあるというのは、おそらく日本だけかも知れません。

日本赤十字社が何をやっているかについては、「日本赤十字社法」と「日本赤十字社定款」(PDF)を見ればわかると思いますが、
本来なすべきことは「法」の27条にあるとおり、
(1) 赤十字に関する諸条約に基く業務に従事すること。
(2) 非常災害時又は伝染病流行時において、傷病その他の災やくを受けた者の救護を行うこと。
(3) 常時、健康の増進、疾病の予防、苦痛の軽減その他社会奉仕のために必要な事業を行うこと。
(4) 前各号に掲げる業務のほか、第1条の目的を達成するために必要な業務


であり、28条では「救護員の常時確保」、29条では「救護員の養成」が定められています。
なお、病院の運営や血液事業などは「法」ではなく、「定款」の48条で定義されています。

で。ちょっと気になるエントリを見つけました。

またしても悪質デマを発信!(勝谷誠彦様の華麗なる脳みそ)


勝谷氏の「日赤より日本財団へ義援金を送れ」というアピールを論破する内容ですが、引用してみます。

問題は日本赤十字社についての記述です。

「その何ヶ月の会議の人件費ももちろん義援金の中からだ」

とありますが、これはまったくの虚偽です。
日赤の人件費は「社員」と呼ばれる会員の寄付や「運営のための寄付金」で賄われていて、義援金そのものは人件費になど一切使われていません。
また復興事業にも回されていません。
義援金は、時間はかかるものの、すべて被災者の元に届けられます。
このことは私自身が日赤に電話をして確認しました。

これも、「日本赤十字社法」と「定款」を照らし合わせればよくわかります。
「法」の第2章には社員制度が定義されています(「定款」の第2章も同様です)。社員は誰でも(年500円以上納めれば)なれるし、入るのも脱退するのも自由(「法」11-13条)です。
そして、日赤の資産は「定款」の55条で定められた、
(1) 本社の所有する動産及び不動産
(2) 社費、事業収入及び寄附金品
(3) 委託収入及び補助金
(4) 資産より生ずる収入
(5) その他の収入

からなり、「法」の27条等で定められた業務にこの資産が当てられることになります。
なお、「法」も「定款」も、義援金についての規定はありません。
もちろん、日赤も収支をきちんと公開する法人ですから(公開しないと違法になります)、上記のデマも簡単に見破れるはずです。
ちょうど、赤十字運動月間(5月)の特設サイトに、ざっくりとした収支が出ています。
活動財源について

あと、ちょっと特殊なケースがあるようです。
東日本大震災:生活家電セットのお渡し8日14時からに決定(日赤のプレスリリース)
これは、仮設住宅に家電製品を配布する旨の通達ですが、これについては「海外救援金」ということで、海外の赤十字社から送られたお金で購入されたものです。注釈があるので引用します。
国内で多くの皆さまからお寄せいただいた「義援金」は本事業に充てられません。義援金は今後、被災県で設置される「義援金配分委員会」に全額が送金され、同委員会で定める配分基準により、被災された方々に届けられます。日本赤十字社は、速やかに義援金配分委員会が設置され、配分が開始されることを国や関係自治体に要請しています。


posted by とてくのん at 14:14| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑談

2011年03月16日

ここで「日本赤十字社」への寄付の仕方をまとめてみる

東北関東大震災、被災された皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。

さて、相変わらず入院生活なのですが、入っているのが日本赤十字社医療センターなので、
いずれ退院したら病院への心づけの代わりに、日赤へ寄付するつもりでいろいろ調べていたのですが、
先の地震で、やはりそちらのほうへ寄付したほうがよいと思いました。
ニュージーランドの地震の時にも、口座開設は数日後だったので、今回も口座開設の様子を見ていたのですが、
ツイッターにはさっそく義捐金を集めるサイトのことや、もう募金してきたという人も出てきて、非常に混乱しているようでした。

とりわけ、「日赤に寄付してきた」という人の中で、一番多かったのが「ファミリーマートのFamiポート」から寄付をした人が多かったのです。
多田あさみさんの「大人の千羽鶴(募金)がネットで話題に」(ニュー速クオリティ)
3枚目の写真に「日本赤十字社 事業資金」と書かれたレシートがあります。

実は、日本赤十字社へ寄付をする場合、3タイプの方法があるのです。
日本赤十字社 寄付をしたい
ひとつは、「社員」という制度です。よく、自治会なんかで一口500円以上集めるところもあるとは思いますが、だれでもお金を払えば「社員」になれるわけでして、活動資金のベースになっているわけです(ちなみに、赤十字病院のスタッフなんかはいちおう「職員」という扱いなんだそうです)。

そして次が、社員とは別の「事業資金への寄付」。多田さんがやっちゃった例ですね。
災害派遣のほかに、看護師の要請とか、献血とか、病院とかいろんな事業があるので、その資金として使うわけですね。

たとえば、日赤医療センターは、最近建て替えたばかりで綺麗ですが、「こんな豪華な施設でいいのか?」って思う人もいるかも知れません。一見「日本ユニセフの取り分」なんかを思い出す人も入るのではないでしょうか。
しかし、どこかしらでいざ災害のさいに駆けつけるにしても、日ごろの準備は必要ですし、それなりの施設は必要です。災害の被害者を受け入れなければいけないかもしれません。そんな施設が耐震性がないのも困るでしょう(事実、地震には耐えました)。

最後に、「緊急・復興支援」。
これが今回の地震災害の支援とか、海外で災害が起こった際に臨時に作られる口座です。
たとえば、「東北関東大震災 義援金受付」はこちらになります。
問題は、こういう災害が起こった場合、口座の開設は災害発生より数日後になるということなのですが、あまり知られておらず、口座開設を待てずにあわてて「事業資金」に寄付してしまう、というケースです。
今回の地震発生は金曜日でしたが、当然、銀行が開いていなければ口座は作れませんので、月曜以降を待つ必要がありました(口座開設は3月15日)。
ですから、こういう事態が起こった際、冷静になって考える必要があると思います。

なお、「Famiポート」ですが、現在は義援金も受付しております(ファミリーマートのニュースリリース)。


posted by とてくのん at 17:08| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑談

2010年03月31日

カールスルーエのこと

カールスルーエ市の「顔」と「物語」を大切にする街作り

・・・ワタシ、カールスルーエ在住の友人がおります。
なんで、この記事に強烈に反応してしまいました。
しかし、カールスルーエに実際に行ったことがありません。
知り合ったのはフランスの「テゼ共同体」というところなんです。
ということで、カールスルーエがどんなところかは、友人からもらったガイドブックあたりで知るほかありません。

それと、「Karlsruhe」という地名、字面から「カールさんのお休み?」とばっかり思っておりましたら、上記の記事で書かれているとおり、ビンゴでした。
引用してみます。
この地にカールスルーエ城と市街地が建設されたのは今から300年前のこと。さかのぼればローマ時代まで行きつく都市が多いドイツでは、かなり若い部類に入る。当時ここは広大な狩猟用の森で、狩に疲れて昼寝をしていたカール公爵が「この森に城を中心とした放射状のまちを造れ!」という神のお告げを受けたのが始まりと伝えられている。「カールスルーエ」とは「カールの安らぎ」といった意味だ。

確かに、お城を中心として丸くつくられているんですねぇ。

2ページ目をみると、メインなのは「中央広場」なんだとか。手元のガイドブックを見ると「Marktplats」(市場ひろば)とある。カール公爵のお墓(ピラミッド)がある広場だそうだ。写真を見るとなかなかいい感じの典型的なドイツの街ですね。

でも、ガイドブックを見ると、現代的なつくりのショッピングモールがあったり、猫の顔をかたどった幼稚園の建物があったり、極めつけはホテルヴェルト・キューブラーというとんでもない建築があったりするんで、「誠」の記事を読んで「古い建物を大事にしているいい街だなぁ〜」と思ってはいけないのかもしれない。
posted by とてくのん at 21:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑談

2009年11月15日

ソニッケアーを安く買う方法

ブログの更新が遅れてすみません。

それは置いておいて、
あのフィリップスの電動歯ブラシ「ソニッケアー」を安く購入する方法をお教えしたいと(笑)

なお、この方の情報ではありません。
上記のサイトの一番下には「ソニッケアーは海外でも使える」とあります。
そのとおり、ボルト・ヘルツフリーなんです。100Vから240Vまで大丈夫です。

では、本題に入りましょう。
その方法とは、

1)アシアナ航空に乗る
2)機内免税品販売で購入する
3)Cタイプ→Aタイプ変換プラグを購入する


コレだけでOK。

アシアナ航空の機内免税品販売なのですが、ここでソニッケアーの取り扱いがあります。
http://dutyfree.flyasiana.com/を見ればよいのですが、韓国語なので・・・
ただし、日韓路線だと機内に乗せていないことが多いので、事前に予約をかけておくか、
2泊3日程度の旅行なら、行きの飛行機の時に予約をしてしまい、帰りに受け取る方法をお勧めします。
ネットからは予約が難しいかもしれませんが、電話窓口があるようなのでお問い合わせください。
購入できるのは、「ソニッケアー フレックスケアー HX6932/10」です。
asiana.jpg
なんと、104ドル、もしくは109,000ウォンで購入できます。

価格.comでは同じスペックの「RS912 HX6912/10」がこんな感じで、最安値でも2万円は軽く超えてしまいますが、
スペックは家電watchのサイトにあるSonicare FlexCare RS912
とほぼ同じ、UV除菌器のついたものです。

実は、ワタシのダンナが購入しましたが、ウォン建てでクレジットカードで購入した結果、
8500円程度で購入できました。
CIMG0260.JPG

箱には韓国語で書かれていたので、なんか悪い予感はしたのですが・・・。
プラグ形状が韓国仕様(Cタイプ)。
ただし、Cタイプを日本のAタイプに変換するアダプタさえ買えば電圧の心配なく使えます。
大きな電気店とかに行けば扱っていますし、通販でも買えます。400円ぐらいなので大したものではありません。
アダプタの値段を入れても価格.comの半額以下で買えてしまいました。

あと、取扱説明書が英中韓なので、日本語の説明書はhttp://www.sonicare.jp/からダウンロードする必要があります。
(「ソニッケアーユーザーの方へ」→「取扱説明書」)

・・・韓国に行くお金はどうなんだ、というのは無しですよ(笑)。


posted by とてくのん at 20:21| Comment(7) | TrackBack(1) | 雑談

2009年08月23日

韓国の幼児番組で日本人は「うんこ」に・・・

アニメ「うんこさん」に韓国人が激怒? キャラクターの設定めぐり騒動。
http://www.narinari.com/Nd/20090812131.html

キャラクターの中に、いかにも韓国人のステレオタイプなものがあり、それが「う○こ」であるということが、韓国のネットユーザーの怒りを買ってしまったわけなのであるが・・・。

しかし、韓国人も反省しなければならないかもしれない。

去年、旅行先の韓国で、こんなテレビ番組を見てしまった。
乳幼児向けの、しつけを教える番組。
たまたま見た回のテーマがトイレットトレーニングだから、「トイレで用を足す」ということを幼児に教えるわけなのだけど・・・。
ウサギのキャラクターが、おまるの「うんこ軍」と格闘する、というストーリーなので一見子供が喜びそうなのだけど・・・。

そのウサギがどういう格好をしているか。
usagi.jpg
李舜臣のような、朝鮮水軍の鎧姿。
どういう姿かというと、ウィキペディアに銅像が出ているので
見てほしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E8%88%9C%E8%87%A3

そして、対するうんこ軍の大将はというと・・・
unko.jpg
戦国時代の兜の飾りみたいなのをつけている。

つまり、これは日本が朝鮮出兵した「文禄・慶長の役」に例えてしまっているわけなんです。

結果は・・・もちろん日本サイドが敗北したのと同じように、うんこ軍も敗退。

確かに、朝鮮出兵は韓国の方には恨めしいこととは思うのですが、トイレトレーニングにこのネタはないだろうと、さすがの親韓のワタシでも思いますよ。

<お断り>
ワタシは、韓国が嫌いなわけではありません。むしろ親韓の立場を取っております。

posted by とてくのん at 14:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談