2008年07月13日

「横行するニセ聖職者」への疑問

ちょっと古い記事なんですが、どうしても皆さんに語りたかったことがコレ。

横行するニセ聖職者(日経BP セーフティージャパン)
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/20/

今では、松村さんの別の記事が2chあたりで叩かれているようですけど、この方、横田基地のチャペルで長老(教会の役員)をされているクリスチャンだそうだ。
ここで、松村氏が問題にしているのは、「結婚式教会の司式者としての偽聖職者」ではなく、いい加減に宣教活動をしている、主にアメリカ人宣教師のことを言っている。
・・・わたしはキリスト教にかかわる者として、ずっと海外、特に米国からやって来る伝道師、宣教師たちを見てきた。
 戦後まもなくは布教に情熱を持ったまじめな伝道師たちが来日していたと聞くが、最近ではちゃんと神学校を卒業した伝道師のなかでもおカネ稼ぎに日本に来ているのではないかと思える人たちが増えてきた。
ちゃんと神学校は出ているけど(通信教育という場合もあるが)、遊び感覚で日本に宣教師として入国したり、ちゃっかり日本人と結婚して配偶者ビザでやりたい放題だったり、肝心の宣教活動も日本語がまともに出来なかったりアメリカンスタイルを押し付けてしまったり・・・ということらしい。
ワタシは、アメリカ人宣教師とはどうもお付き合いしにくいようで、ワタシが知っている宣教師の人は、金儲けや遊び半分で来ているような人たちでは決してなかったが、アメリカンスタイルの押し付け、というのが生理的にダメだった。もちろん、宣教団体に登録された宣教師で、その辺の調査はちゃんとしているから問題は無いのかも知れない。
もし、松村氏が指摘しているような「遊び半分の宣教師」がいるとするなら、それは夏休みを利用してやってくる「サマーワーカー」のような神学生や海外宣教に興味はあるが、自分は向くのかどうかわからないから行ってみる、というレベルの人たちかもしれない。
そのような人たちを見かけたら、日本の信徒の方は「若気の至り」で赦してやってほしい。
そして、松村氏は日本の牧師にも苦言を呈している。
海外から来る牧師・伝道師だけでなく、日本の牧師のなかにもカネに溺れてしまう人たちがいる。
・・・本来は長老と執事(引用者注:両方とも教会の役員を勤める信徒)が教会の運営や牧師の生計、その他いろいろな世話をするのでこうした問題は起きないはずなのだが、長老や執事がその教会にいなかったり機能していないと、牧師がいつの間にかニセ聖職者に堕することになる。
ただ、日本の場合は都市部の教会とか、いわゆる「カルト化した教会」を除けば、非常につつましくやっているところがほとんどである。
横田基地のチャペルの外の教会を見てください。松村さん。
これは宣教師のいる教会でも同じことで、ジャパンマネーを期待して宣教活動をするなんて問題外である。
ワタシが今属している教会には、「長老執事制」というのが無い。
「監督制」の流れを汲む教派なので、長老や執事に該当するものは、「教会役員」ということである。役員がしっかり機能せず、牧師のやりたい放題という教会(コレを「カルト化した教会」とも言うが)はもちろん赦されるものではない。
ただ、「長老執事制」が標準的なプロテスタント教会のモデルだ、と思われるのは非常に困るのだ。
しかも、地方の小さい教会なんぞ、長老や執事とか役員とか設けるほど信徒がいないか高齢化してしまっているところとか、牧師すらいない(これを「無牧」というが)ところもあるのに、そこを見ないで「ニセ聖職者」を語るのはとても困る。
(この記事は4/20にmixi日記に掲載したものを加筆再掲しました。)
posted by とてくのん at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | キリスト教

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今まで、ブログが立てられたサーバーの都合で、
ブログをサーバーに立てることが出来なくなってしまい、
新たに立てるにはサーバーの標準ブログを使わなければならなくなりました。

今更気づくなんて遅い・・・。たらーっ(汗)

で、過去のものも移転させることが出来るようですが、とりあえずやらないでおきます。
posted by とてくのん at 16:02| お知らせ